Garakuta集め

出会いにタカラモノもガラクタもあった。

2017年最後の霞が関、続き

東京高等裁判所、及び東京地方裁判所と正しくこの様な発信がよいのだろうけど、

最寄り駅名が霞が関なので、霞ヶ関と銘打った最後の傍聴。

 

恐らく、もう一回行けたら行くと思うけど。。。。

 

 

さて、今回の傍聴は午前に2回、窃盗を見てきた。

826号室 (ろ)第882号

途中から傍聴したので、検事の冒頭陳述は終わっていたが、

席に着くに、内容としては・・・・

 

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某月某日、飲み会後の電車のホームにて酔っ払った男性(被害者)が

ホームのベンチで寝ている隙に被害者の所有物のカバンから財布を抜き取った。

 

目撃者がおり、被告人は何かやらかしそうとだと怪しまれたため、

その目撃者より犯行の一部始終を見られていた。

目撃者が直ぐに、駅員を呼び、今回、初犯にて裁判となった。

 

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と、言ったところでしょうか。

 

この被告人の父親が召喚されるのだけど、なんとも・・・。

 

 

「仕事での評価はどのようなものだったか」。

という、弁護人の質問に対して

「職場からは期待をされている人材と受け取れていた。

息子は業界でも稀有な職業(個人的に今回は伏せます。更生?して復帰してほしいと思うから。)で、更なる資格を取る様、両親からも進めてほしい。と息子の職場から

連絡があった位」。

 

との事。

 

どんな職業にしても、それぞれはオンリーワンだと思っているけど、

世の役に立つ仕事だと思ったと同時に、この被告人の職業は世に誇れる反面、

組織内部の人間関係や重圧などはあったのだろうな。と察するものがあった。

 

やはり、お酒飲んじゃってたし、出来心だったのだろう。

初犯として、いつもの弁護人の口上が始まった。

 

この裁判、印象としては検事は下を向いて話すため、何言っているのか

聞き取りづらい・・・。

そして、弁護人は、フレッシュなのか「それ、時間ないから」と裁判官に

制される場面もあり、こういうやり取りが裁判のドラマ感の一つと捉えてる。

 

次、「512号室 (わ)第2493号 女性」

11時からの開廷だ。

これを見たいと思ったので、早々にこの裁判を出て、

512号室へ。

 

女性というだけで、どうも人気はやはりある。

 

今回は、裁判所でその日の裁判の内容を一切、確認してない。

なので、この女性の名前は裁判をみるまで判らない。

 

女性の窃盗!なにしたの!!どんな女性なの!!!

ワクワク。

 

時間、早いけどこの裁判の前の裁判から部屋に入り、

そのまま、座って時間が過ぎるのを待っていた。

 

この裁判の前の裁判官は女性。

そしてその事件の検事は女性。

 

 

このまま、女性で固まるのか????

と思って開廷前に現れたのは女性の弁護人。

おぉ、女性の弁護人!

 

この裁判、すべて女性で固まる・・・。

何となく、珍しい??

 

女性の性質などでるのだろうか。

 

そんな事を思いながら、開廷。

 

・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

被告人・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

可愛らしい女性をイメージしていただけに、なんかなぁ・・・・。

 

明らかに、世間知らずっていうか。

 

いや、、私も世間知らずの口だけどさ。

明らかに、アホしそう・・・・・(辛口ごめんなさい。)

なんか、すんごい素朴なんですよね。一目で見た感じ。

悪気が無いのにやっちゃった。じゃない内容なのですが・・・。

 

 

さて、検事の冒頭陳述ですが・・・・

簡単にこれも書きます。

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某月某日、都内某所にて「スマホカバー3点と、サプライ、アクセサリーを盗む。

 

朝、品出ししていたスタッフが商品個数の異変に気付き、

在庫数を確認、商品が販売されてないため、防犯カメラで確認。

 

被告人がトートバックに商品を入れる姿が確認でき、

その女性は店頭の近く(現場付近)にまだおり、駆け寄った

ショップスタッフが、「お客様、まだお会計お済でないですよね」と声をかけた瞬間に

「ごめんなさい」。と謝りながら盗んだ商品を差し出す。

 

犯行動機は、オークションサイトで自分の品物が売れるのが楽しくなり、

そんな折、出会ったメルカリで売る行為がさらに楽しくなり、

楽しんでいたところ、いよいよ、自分の持ち物で売れるものがなくなり、

犯行に及んだという。

 

この犯行が判明する前にも余罪があるとの事。

 

ちなみに、犯行が発覚した店舗では15,000円程の窃盗。

スマホカバーはメルカリ出品用、サプライ、アクセサリーは自分で使うために

盗んだという。

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余罪追及の為の開廷を検察は要求するも、

弁護人はまとめて判決で良いとの回答。

 

本人も認めてんのね・・・・・。

そうね、その方が刑はかるくなるもんね。

 

しかしながら、この被告人・・・・。

仕事、早退して盗みにチャリ走らせるって・・・。

どんだけ、自分に貪欲なんだよ。

 

自分の楽しみ=お金入る=常識や、道徳観はお構いなし。

しかも、40手前の未婚の女性ですよ。

それくらい、備わってて当然だとおもうのだけど、

「自分さえ良ければ・・・、バレなければ」という本当に甘い考えなのだろうか。

多分、そうだと思う。

 

仕入れを個人でして、オークションサイトや、この被告人が使っていたメルカリで

出店している人はいると思う。

 

私も20代前半はフリマにハマった。

ブランド物の自分が着なくなった服や小物が、相対したお客様に気に入って買ってもらえ、自分のお小遣いにもなるのが楽しかった。

でも、この被告人みたいに、売るものがなくなる。

 

私は盗めばいいとか思わなかった。

 

仕入れ、原価、自分の労働費=人件費と思って

売れるものを自分で調達する=盗む

では無く、バザーや他のフリマ、ハッピーセール等と銘打つセールに足を運び、

仕入れ予算から販売してどれだけ利率が稼げるか計算して動いていた。

フリマでお客様と相対でお話しして楽しいし、喜んで買って貰えてうれしい。

楽しい。これにつきる。

話をするという、副産物がついてたから。

自分の出してるものを気に入ってくれるって、共通のものを感じるから、

それがCDでも、本でも、服でも、アクセサリーでも

なにかしら、話は弾むし次回にまた、来てくれる常連さんもいた。

 

しかし、今思うとよく、当時の私が原価率や粗利を計算しようと思ったな、と思う。

 

この被告人には「原価率」「人件費」「諸経費」等の語彙がそもそも無いのだと思う。

 

「売れる」=「楽しい」と直結しているんだろうな・・・。

 

だからって、自分の欲の為に動いて前科つくのもねぇ。

執行猶予中、更生した姿を見せても事実は変わらないし

執行猶予がついたら、この人変わらない気がする。

 

一次的な熱だったとしても、余罪にある「成功した盗み」で変な自信ついてそうだし。

あくまでも個人的に思った事だけど。

 

今回の裁判は根っからの「悪人」ではないけど、

ヒトってそういう要素も兼ねてるよね。というのが判る裁判でした。

 

派手な事件ではないけど、最初に紹介した置き引きなんか

本当、都内だと年末につれて、駅のベンチで寝転がる人いるからね。

 

犯罪に手をだしてしまうのも悪い事だけど、ちょっと酔ってるからって

駅のベンチに寝てしまっては、自分も寒いし、終電逃すし、大事な家族が心配するし、

また、今回の被告人みたいな人を作らないためにも、「まっすぐ帰ろ」って

まっすぐ帰れる正気を残して酒を楽しんでもらいたいものですね。

 

私は酒好きすぎるけど、帰りはスタスタ自力で帰れる

余力は残して外で飲んでます。

 

だって、財布盗まれたり、落としたらめんどくさいから。

あと、帰れなくなると体辛いから。

 

飲みの誘いの多い年末、気を付けましょう。というオチ。