Garakuta集め

出会いにタカラモノもガラクタもあった。

噛み合わない二人

ある日の休憩時間に休憩室に行くと

 

同僚AさんB君が既に二人、休みをとっていた。

 

男性の話は良く判らない部分があるので、脇で聞いている体で

ランチに行く支度をしていたら、どうやらこいつら噛み合っていない。

 

話はどうやらアニメオタクのB君がアニメキャラの抱き枕を溺愛し過ぎて

彼女にフラれた話の様だった。

 

何だ、車とかカメラとかパーツの話かと思ったらコイバナかよ。

あからさまに若さを露呈したB君が落ち込んでいる感じ。

慰めているかと思いきゃ、

Aさん「だからー、B君は抱き枕がそんなに大事なら抱き枕と一生過ごせばいいじゃん」

B君「抱き枕だけでフラれるって無くないですか?大事なものなのに」

Aさん「フラれんだろ!キモイわ!!!」

B君「だって、あれないと家にいて落ち着かない。

彼女だって大事なものあるはずなのに」

 

少なくとも抱き枕より彼女の大事なものは大事なハズだよ・・・。(私)

 

Aさん「おれ、車のレースの観戦準備の確認で忙しいの」

B君「車の助手席にあの抱き枕あったら落ち着くなー」

Aさん「もうさー!

そのまま助手席に抱き枕載せて崖から飛び降りちゃえばいいじゃん」

B君「俺も学校の事とかで忙しかったからな、あんまり構ってなかったからかな」

Aさん「もう、飛び降りちゃいなよ!どんって!」

B君「何がいけなかったんでしょうね」

Aさん「車ないんでしょ?飛べないね」

 

「あのさー・・・

B君、あからさまにAさんにバカにされてるけどいいの?」

 

思わず、口を挟んだ。

 

B君「え?そうなんですか?親身に聞いてもらってると思ってたんですけど」

 

「はぁ????

親身に聞いてもらってたら、車から飛び降りろとか言わなくない?」

 

Aさん「聞いてる、聞いてるーーだからアドバイスしてるんだよ、俺優しいでしょ」

 

さっきからディスってるようにしか聞こえないわ。

B君は学生アルバイトだ。

見た目通り、学生、礼儀正しい子だけどおっちょこちょい。

そして、この様に人の話を聞いてなくても会話を続けられるマイペースな子だ。

 

どうやら、私より抱き枕が大事なのね。

と思わせてしまった様でフラれたそうだが。

かける言葉も無い。

Aさんの適当なかわしにB君は何故か満足して職場に戻った

 

「あのさー、B君に弄りすぎない?」

「え?だって、あいつなんも考えてないでしょ?

多分判ってないよ」。

 

B君にはAさんが「優しい大人」として 見えているため、ディスられても

何も感じてないのか、ふつーにしてました。

 

会話も態度も何一つ噛み合ってないのに、

仕事は上手く回ってるから面白いですね。

なんなの、この人達・・・・。

 

 

 そんな職場にいた時の話。